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消費税増税と二重課税で税が増える? 所得と税金について

2019年8月28日 [最終更新日]2019年10月18日 

カテゴリー:ブログ

消費税が10%へ増税となりますが、考えておきたいことは二重課税と消費税増税の合わせ技。
選挙の声明などでもよく聞きますが、この消費税10%への増税に関して、二重課税と併せてどのくらい税金を納めているのか計算してみました。
以前にも二重課税をご説明しましたが、今回は所得なども含めて消費税増税と二重課税について具体的な計算をしつつ考えていきましょう。

二重課税は何がいけないのか? 違法となる根拠は?

二重課税が違法と言われている根拠について、相続財産にかかる相続税と所得税の問題があります。
過去には、年金受給権を相続した際に相続税を納付し、その後に年金を受給した場合、年金には所得税がかかっていました。
この相続税と所得税の二重課税に関して、過去には年金受給権と受給する年金の課税客体は異なるため、二重課税ではないと考えられていましたが、2010年にはこれは違法だと判決が出ました。
年金受給権の相続については、コラム「年金受給権も相続税の課税対象となる? 年金を相続する手続き」でご確認いただければと思います。

消費税増税と二重課税の関係

日本の法律では、二重課税はしないことと定められてはいるものの、実際にはガソリンや酒、タバコなどの物品税に消費税がかけられています。
二重課税について詳しくは、コラム「消費税の二重課税をわかりやすくガソリンや酒、タバコから説明します!」でご確認ください。
消費税が10%へ増税となることで、必然的に税額が上がることになります。
消費者の目線で考えますと、税金に消費税がかけられる二重課税の状態に、さらに消費税10%へ増税となることは、課税割合が増える割に生活は少しも豊かにならないという点で、何がいけないのかというより深刻な問題と考えられるのではないでしょうか。

二重課税と消費税を計算してみると

収入から日々、どのくらい税金を納めているか計算してみましょう。
まず、月収から考えてみますと、所得税と住民税、社会保険料などが引かれているかと思います。
そこから、物品の購入時などに消費税やその他税金がかかってきます。
 
二重課税と消費税
 
具体的に月収30万円(年360万円)の40歳未満のサラリーマンとして計算してみましょう。
社会保険料:1万4850円(健康) + 2万7450円(厚生年金) + 900円(雇用) = 4万3200円
年間保険料:4万3200円 × 12 = 51万8400円
     (参照:日本年金機構
所得税:( 360万円 – 38万円 – 126万円 – 51万8400円 ) × 5% = 7万2080円
住民税:( 360万円 – 33万円 – 126万円 – 51万8400円 ) × 10% + 5000円 = 15万4160円
    (東京都の税率で計算)
月の税額:( 7万2080円 + 15万4160円 ) ÷ 12 ≒ 1万8853円
生活に使えるお金:30万円 – ( 4万3200円 + 1万8853円 ) = 23万7947円
 
さらに、物品購入などの消費や固定資産税などをここから納付することになりますが、ひとまず全てを消費税として納付するとします。
現行の消費税:23万7947円 × 8% ≒ 1万9036円
増税後の消費税:23万7947円 × 10% ≒ 2万3795円
 
月収30万円で月に納付する税額は、全て足して増税後8万5848円と計算でき、約3/10は税金となってしまっている計算になります。
日々納めている税金に関して、コラム「一生に関わる税金、生涯払う可能性のある税金について。(2019年度税制改正)」でご確認いただけたらと思います。

消費税10%への増税はやめた方がいい?

月収の1/3が税金となっているのであれば、少しでも税額を減らすことを考え、消費税の増税をやめたほうがいいと思いませんか。
それでは、もし仮に消費税の増税をしなかった場合、足りない税収をどこから補うことになるか考えていきましょう。
財務省のHPなどでも確認できますが、消費税の増税がなければ、所得税や法人税を増税して補うことになります。
消費税は物の購入など消費にかかり、消費税の増税分は全世代で負担することになりますが、所得税や法人税の税率を引き上げてしまうと、ただでさえ社会保険料などの負担が大きくなっている現役世代へ、さらに負担をかけてしまうことになります。
この現役世代に負担を集中させず、高齢者も含め全国民で負担する消費税で賄うことが、高齢化社会では良いだろうということです。
 
消費税10%への増税には反対という声や、政党による声明もよく聞きますが、その消費税の代わりにどこで補うことになるか、考えてみると良いでしょう。

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